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ブルーモスクの本来の名はスルタン・アフメット・ジャーミィです。

モスク内が青を基調としているため、現在はこのように呼ばれています。

スルタン・アフメッドⅠ世による公共慈善事業として1616年に建設されたものの1つです。

スルタン・アフメッドは14代目のスルタンです。 14歳で即位し、

即位後14年でマラリアにより死亡しています。面白い数並びです。

ツアーの折、なぜアヤ・ソフィアのすぐ横にモスクを建てたのか、というなかなか鋭い質問を受けます。

しかし、それは単に立地条件の問題だと思われます。

イスタンブールにクルーズで来た場合にはそれが良く分かるでしょう。

海から来て最初に目に飛び込んでくるのがブルーモスクです。

スルタン・アフメッドはそうなることを想定し、現在の姿があります。

建設にかかった期間はわずか7年。これは驚くべきことです。

ヨーロッパの多くの国々では、大聖堂建設に数百年を費やします。

しかし、トルコ人はわずか数年の月日で巨大な美しいモスクを構築することができます。

なぜでしょう?それは、情熱とお金です。この2つが揃った場合、

短期間で何でも創りあげることができるものです。 写真にある6つの塔を“ミナレット”と呼びます。

これらは人々を祈りに呼ぶためのものです。

昔は“müezzin”と呼ばれる人が塔を登り、スピーカーなしで祈祷者に呼びかけました。

現在ではマイクとスピーカーが設置されているので、塔の階段は使用されません。

モスク内に一度に入れば、青を基調とした様々な色のイズニックタイルに圧倒されることでしょう。

21046個のタイルが使われています。 1600年代では、

1つのタイル工房で1日に作られるタイルの数はわずか1つか2つでした。 しかし21000個近くのタイルが必要となったため、スルタンは多くのタイル工房を独占しました。

こうして短期間で建設を終えることができましたが、都合の悪いことが起きました。 タイル工房が従前の市場・顧客を失ってしまったのです。こうして、ブルーモスク建設後、

多くの工房が店を閉めることになりました。 ブルーモスク内のタイルは、

オスマン帝国時代のタイルの中心地イズニック産の最後の美しいトルコタイルとなりました。 トルコタイルでは主に花のデザインが使われています。チューリップ、バラ、梅の木、

その他の花々が描かれています。 チューリップは唯一神“アッラー”を、薔薇はイスラム教の預言者“ムハマンド”、

その他の花・草木は天国を象徴しています。 ぜひ一度、イスタンブールのブルーモスクとその他の建築物をごらん下さい。

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